投稿日:2024.4.14
筋肉に負担大?意外な不調の原因はかみ合わせの悪さかも
みなさん、こんにちは(´-`).。oO
渋谷矯正歯科です!!
「顎が疲れる」「顔の形が変化した気がする」などの症状がある方へ。
もしかすると、顎の筋肉に負担がかかっているかもしれません。
そして、顎の筋肉に負担がかかる理由のひとつとして、かみ合わせの悪さが挙げられます。
今回は、かみ合わせの悪さが筋肉にどのように負担をかけるのか、かみ合わせが悪くなる原因、
かみ合わせが悪いことで引き起こされるトラブル、改善方法を解説します。
かみ合わせの悪さは筋肉に負担をかける?
「かみ合わせってお口の中だけの問題なのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、かみ合わせの悪さは筋肉にも負担をかけます。
まずは、悪いかみ合わせが筋肉にどのような影響を与えるのかをみてみましょう。
顎関節症のリスクが高まる
かみ合わせが悪いことで、顎をスムーズに動かす筋肉や関節に悪影響を及ぼすリスクがあります。
かみ合わせにより、顎にある関節の位置が変化することで、
「顎が痛い」「お口を大きく開けられない」「顎から音が鳴る」などの症状が現れます。
このような症状は、顎の関節とその顎に関連する筋肉(咀嚼筋)の病気である「顎関節症(がくかんせつしょう)」です。
かみ合わせが悪いからといって、みなさんが顎関節症になるわけではありませんが、
顎関節症の診断や治療にはかみ合わせが関係しているのです(*_*)
エラが張る
顎の筋肉に負担がかかると、筋肉を酷使した状態が続きます。
耳の下から頬にかけて広がる筋肉「咬筋」が発達して、エラが張るのです。
この筋肉は、発達すると小さくすることが難しくなるため、注射による治療で改善しましょう。
神経に炎症が起こる
かみ合わせが悪く顎に痛みが出た場合は、
顎の筋肉による問題だけではなく神経が炎症を起こしている可能性があります。
神経が炎症を起こすと、顎のまわりの神経は圧迫して痛みを伴います。
放置しておくと、神経が損傷するおそれがありますので、症状がある方は早めに受診しましょう。
かみ合わせが悪くなる原因
次に、かみ合わせが悪くなる原因を解説します。
悪い歯並び
悪い歯並びの方は、かみ合わせも乱れていることがほとんどです。
悪い歯並びとは、以下に分類されます。
・出っ歯(上顎前突)
・受け口(下顎前突)
・過蓋咬合
・空隙歯列
・叢生
・開咬
矯正歯科で悪い歯並びと診断された場合は、見た目はもちろん上下のかみ合わせを整えることを目的に矯正治療を行います。
こちらのブログでは、悪い歯並びについて、詳しく解説しております( `ー´)ノ
是非ご覧ください(‘ω’)
不適合な被せ物や詰め物
むし歯などにより歯の一部分を削ることになった場合、被せ物や詰め物で削った部分を補います。
しかし、時間が経ってくると被せ物や詰め物がすり減ったり、欠けたりして適合が悪くなることがあります。
髪の毛1本でも噛むと違和感があるように、修復物の数mmの変化でかみ合わせは乱れてしまうのです。
歯周病の進行
歯周病とは細菌感染症のひとつで、初期症状はほとんどなく、
気付いたころにはかなり進行しているおそろしい病気です。
歯ぐきの出血や腫れからはじまり、進行すると歯を支えている顎の骨が溶かされます。
すると、歯がグラグラと動くようになり、上下の歯でしっかりかみ合わせられなかったりして、
噛む時に痛みを伴うようになります((+_+))
歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりがある場合は、かみ合わせの乱れだけではなく歯や顎に負担がかかります。
このような癖は自分では気付かないことが多く、歯や顎に不調が現れてはじめて気付くことが多いです。
歯ぎしりや食いしばりを続けると、以下のような不調やトラブルが現れます。
・歯が破折する
・歯並びが悪くなる
・顎関節症になるリスクが高まる
・頭痛や肩こり
などが挙げられます。
治療の中断
むし歯や歯周病の治療を中断してしまったり、むし歯を放置したりすると、歯を保存することが難しくなります。
その結果、歯を抜かないといけなくなったり、歯が抜け落ちてしまったりすることも。
そうなると、上下のかみ合わせは変化します。
そればかりか、歯を失った部分の隙間に隣り合う歯が移動して歯並びが悪くなることも。
歯を早期に失った場合は、早めに人工歯で補いましょう。
かみ合わせが悪いことで引き起こされるトラブル
筋肉への負担以外にもかみ合わせが悪いことでトラブルが引き起こされます。
肩や腰の痛み
かみ合わせが安定しないことで、肩や腰の痛みがでることがあります。
重い荷物を持つ際などに、グッと噛みしめることができないため、
余分な筋肉を動かしたり、体制が崩れたりして、身体に不調が現れるのです。
頭痛
かみ合わせが悪いと、顎や肩周辺の筋肉に負担がかかります。
こめかみ周辺にある「側頭筋」が緊張状態になるため、頭痛が引き起るのです。
かみ合わせが悪く、血行不良になり頭痛が引き起こされている状態です。
顔貌が変化する
かみ合わせが悪く、一部の歯で強く噛んでしまったり、
ぐっと噛みしめたりする癖がある方は、顎の筋肉に負担がかかります。
その結果、顎の筋肉が発達してエラが張り、顔貌が変化したと感じることも( ;∀;)
心身にストレスを感じるとより歯ぎしりや食いしばりがひどくなるため、原因を突き止めることが大切です。
歯の寿命を縮める
かみ合わせが悪いと、歯周病を進行させるおそれがあります。
歯周病は歯を失うリスク第1位とわかっています。
他にも、一部の歯に負担がかかり、歯が割れたり、欠けたりして保存することが難しくなることもあります(._.)
胃腸に負担がかかる
かみ合わせが悪いと、硬いものがしっかりすりつぶせなくなり、
食材が大きいまま飲み込まざる得ないことがあります。
そうなると、胃や腸の消化活動に時間がかかったり、胃酸を多く出したりすることで、胃や腸に負担がかかるのです。
だからといって、硬いものを避けるようになり、やわらかいものばかりを好んで食事を摂ると、
栄養バランスが悪くなる恐れがありますので、注意が必要です(+o+)
悪いかみ合わせを改善する方法
最後に、悪い噛み合わせを改善する方法を解説します。
矯正治療
かみ合わせが悪い場合は、矯正治療で改善することが可能です。
歯並びの見た目はもちろん、かみ合わせを整えることを目的とし、
しっかりご自分の歯で噛めるようになります( `ー´)ノ
当院では、目立ちにくい矯正装置を得意としており、「裏側矯正」や「マウスピース型矯正装置」を取り扱っています。
【裏側矯正】
歯の裏側にブラケットと呼ばれる装置を貼り付けて、ワイヤーを通して歯並びとかみ合わせを整えます。
3週間に1回のペースで通院していただき、2年くらいで治療が終えられます。
【マウスピース型矯正】
透明のマウスピース型のトレーを用いた取り外し式の矯正治療です。
2週間に1回、新しいトレーにご自分で交換していただくことで、かみ合わせを改善します。
通院は、最大2ヶ月に1回と頻度が少ないのが特徴です。
被せ物や詰め物のやり直し
高さがあっていない被せ物や詰め物があれば、早めに治療を行いましょう。
保証などが適用されることもありますので、治療を受けた歯科医院で相談するのがおすすめです。
歯の治療
むし歯や歯周病が発見された場合には、治療を延期せずに早めに行いましょう。
放置しておいても自然によくなることは、ほとんどありません。
また、歯の痛みがなくても3~4ヶ月に1回くらいのペースで定期検診に通い、
お口の健康状態をチェックしてもらいましょう(‘ω’)
ナイトガードの装着
かみ合わせが悪くて歯ぎしりや食いしばりを行っている方は、専用のナイトガードを製作してもらいましょう。
ナイトガードは歯ぎしりの状態により、厚みややわらかさが異なります。
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
「私にはどんな治療方法があっているんだろう?」
ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください!
優しいカウンセラーさんが寄り添って親身に相談にのってください
無料カウンセリングのご予約はこちらから>>
また、渋谷駅徒歩三分・ヒカリエ徒歩一分と好アクセスの為、
矯正の帰りにヒカリエによってお買い物するのも素敵かもしれませ
歯医者が多くどこに行っていいかわからない…と迷っている方は、
渋谷矯正歯科のSNSをチェックしてみて下さい✓
当院のSNS
X(Twitter)では、カウンセリングの空き情報や、
Instagramでは症例や歯や矯正に関するコラムを投稿して
Tiktokでは、
毎日更新していますので是非覗いてみてください!
ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました(^_