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ブログ

投稿日:2024.1.26

開咬(オープンバイト)を治したい方へ

みなさん、こんにちは!!
渋谷矯正歯科です(^^)/
さて今回のブログは、開咬の特徴や原因、デメリット、治療方法を解説します。

「歯をしっかり閉じたいのに前歯だけ開いてしまう」という歯並びにお困りの方は、開咬が原因かもしれません。
開咬は自然には改善しませんので、早めに治療していきましょう!

 

開咬(オープンバイト)とは?

まず、開咬についての説明です!
開咬は、オープンバイトとも呼ばれる悪い歯並びのひとつに分類されます。
悪い歯並びとは、見た目だけではなくかみ合わせが悪い状態を指します。

開咬

特徴は、奥歯でしっかり噛んだときに上下の前歯はかみ合わない状態になることです。
上下の前歯の間に隙間ができるため、見た目で歯並びが悪いと判断されやすいでしょう。
通常は、下の前歯に上の前歯が3分の1くらい覆いかぶさっている状態がよいとされています。

しかし、オープンバイトの方は下の歯に覆いかぶさるどころか、上下の前歯が触れることもありません。
見た目はもちろん、かみ合わせが乱れているとよくわかります。

ここまで前歯のお話しをしましたが、上下の奥歯がしっかりかみ合わない状態も「開咬」に分類します。
前歯がかみ合わない状態を「前歯部開咬」、奥歯がかみ合わない状態を「臼歯部開咬」と分けて呼ぶことがあります~!

開咬の原因

開咬の原因は、「遺伝」「癖や生活習慣」などが挙げられます。
では、細かく見ていきましょう!

指しゃぶり

 

遺伝

歯並びは遺伝により2割程度が決まるといわれています。
両親どちらかが開咬であれば、お子さんも開咬になる可能性が高まるということです。

顎や歯の大きさや形が両親に似ることで、結果的に上下の歯がかみ合わない状態になることがあります。
顎が前下方向に成長すると、上下の歯はしっかりかみ合うことができなくなります。
両親が開咬の場合は、お子さんの歯が生えそろう前に矯正歯科で顎の成長や歯並びの状態を見てもらうのがおすすめです。

癖や生活習慣

歯並びはきれいに生え揃って、上下の歯もしっかりかみ合っている方も気が抜けません。
じつは、歯並びは癖や生活習慣により徐々に変化することがあるからです。

以下のような癖や生活習慣があれば、開咬になる恐れがありますので注意しましょう。
・指しゃぶり
・爪噛み
・唇を噛む癖
・舌を出す癖
・顎をずらして噛む癖
・頬杖
などです。

指しゃぶりや爪噛みなど、上下の前歯に外部から力がかかり続けることで歯並びが徐々に変化します。
このような癖により、上下の前歯がともに唇側に傾斜してしまうからです。
特に、歯が生える時期に癖があると、歯は生える位置がずれたり、ねじれたりして適切な位置に生え揃いませんので注意しましょう。

また、舌で上下の前歯を内側から押す癖がある方も開咬になるリスクがあります。
通常、舌は上の前歯の裏側にある凸部分(スポットポジション)に触れています。
ここに舌の先があり、舌全体は上顎に引っ付いているのがよい状態です。
しかし、舌の力がない方や舌が大きすぎる方は、スポットポジションに安定させることができずに歯に触れてしまうのです。

歯並びがきれいな方であっても癖がある方は、早めに改善しておくことが大切です。
いくら矯正治療で歯並びを整えても、癖を改善しないことには悪い歯並びに後戻りするリスクがありますよ。

 

開咬のデメリット

開咬の方は、見た目だけではなくお口の中や身体にも悪影響を及ぼします。

体の不調

 

しっかり噛めない

上下の歯が触れ合わないため、食事中に支障がでます。
前歯では、硬いお肉などを引き裂くことが容易にできません(;_:)
また奥歯では、前歯でかみ切った食べものをすりつぶす役割を果たせません。

上下の歯が噛み合っていないと、しっかり食べものを噛めないため、食事に制限がでるかもしれませんね(~_~)
やわらかいものばかりしか食べられないことから、栄養バランスも偏るリスクもあります。

また、「噛む」ことで歯から顎へ刺激が伝わり、健全な顎の成長を促すといわれています。
開咬を放置すると健全な顎の成長の妨げになり、さらに悪い歯並びになるかもしれません。

滑舌が悪い

 

どんなに頑張って前歯を閉じようとしても隙間ができてしまうのが開咬です。
そのため、上下の前歯から空気が漏れ出して滑舌が悪くなることがあります。

特に「サ行」「タ行」「ラ行」の発音がはっきり聞こえないことがある方は、歯並びに問題があるかもしれません。
会話中に「もう一度言ってほしい」「何って言ったの?」など言われた経験がある方は、
歯並びに問題がないか矯正歯科で診てもらいましょう!!

 

口呼吸

テレビを見るときやソファでくつろいでいるときに、お口をポカンと開けていませんか?

 

通常は、口は閉じて鼻で呼吸をします。
しかし、開咬の方は上下の前歯をしっかり閉じきれずに口呼吸になることが多いです。
口呼吸になると、唇で前歯を支える力がなくなり歯並びがさらに乱れることがあります。
そればかりか、口の中に細菌がダイレクトに入り込むため風邪をひきやすくなることも( ;∀;)

口呼吸

 

一部の歯に負担がかかる

前歯だけが開咬の方は、奥歯に負担がかかりやすくなります。
反対に奥歯だけが開咬になっている方は、前歯に負担がかかります。

噛む力は、人間の体重と同等くらいの力があるといわれています。
すべての歯がしっかり噛み合うことができていれば、噛む力は分散されますが、一部だけが噛み合っていると歯に大きな力がかかり続けてしまいます(;_:)
歯に負担がかかり続けると、歯が折れたり、歯にヒビが入ったりしてしまいます。
歯の寿命が左右するため、早めに歯並びを改善しましょう(^_-)-☆

 

むし歯や歯周病になりやすい

 

開咬の方は、そうでない方に比べてむし歯や歯周病になりやすい傾向にあります。

理由は、歯並びが悪いことで食べかすが詰まりやすく、歯磨きがしにくいからです。
食べかすが歯に残るとその中でむし歯や歯周病の細菌が増殖します。

また、開咬の方は口呼吸になりやすいため、唾液の分泌が減りお口が乾燥します。
唾液には自浄作用などお口を清潔に保つ役割があるのですが、唾液が少ないとむし歯や歯周病になりやすくなるでしょう。

 

身体の不調

オープンバイトの方は、噛み合わせが安定していないためグッと噛みしめることができません。
すると、全身に力が入らいないため身体のバランスが崩れてしまいます。

肩こりや腰痛、頭痛、めまいなど原因不明の身体の不調がある方で、歯並びを整えると改善することがあります(‘ω’)ノ

開咬の治療方法

ここからは、開咬の治療方法を解説します。

マウスピース矯正 渋谷矯正歯科

矯正治療

開咬は放置しておいても自然によくなることはほとんどありません。
そのため、矯正治療で歯並びと噛み合わせを整えることが有効です。

当院では、
裏側矯正(リンガル矯正)、表側矯正(ラビアル矯正)、ハーフリンガル、マウスピース型矯正
の4つを取り扱っており、ライフスタイルに合わせて選択することが可能です(^^♪

矯正装置の中でも裏側矯正装置であれば、舌の癖が改善しやすい傾向にあります。
理由は、装置が歯の裏についているため舌で触れないように意識するからです!!
舌の癖が原因で開咬になっている方は、このような点も含めて装置を選択するとよいでしょう。

矯正装置が見えるのが気になる方は、目立ちにくい「裏側矯正」や「マウスピース型矯正」を選べるのがポイントです。
ただし、開咬の場合、上下の噛み合わせを合わせるために、
顎間ゴムやアンカースクリュー(ミニインプラント)などの装置を併用することもあります。

 

MFT

開咬になった原因が癖であることがわかれば、お口周りの筋力を整えるトレーニング(MFT)を行うのがおすすめです。
舌の正しい位置や唇を閉じる力、飲み込むときの舌の動きなど、矯正治療と同時期に改善することが大切です。
せっかく矯正装置で歯並びを改善しても癖が治っていなければ、また歯並びが悪くなるリスクがあるからです。

口腔筋機能療法

まとめ

衛生士 矯正 相談 渋谷

ここまでブログをみていただきありがとうございます!

オープンバイトについて、いかがでしたか?

治療の様子や症例写真が見たいという方は、ぜひInstagramをチェックして下さい(^^♪
どのくらいの期間で、どの位治っていくのか、細かく写真と共に解説しています!
オープンバイトは見た目だけの問題ではなく、身体やかみ合わせにも影響を及ばします・・・。
出来るだけ早めの治療をおすすめします!

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カウンセラーさんが丁寧にカウンセリングしてくださります(^_-)-☆

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パエリア 渋谷

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