投稿日：2023.7.4
部分矯正の治療期間が短い秘密とは？！
こんにちは。
渋谷矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます♪
矯正治療を検討している方にとって、治療期間は気になるポイントですよね。
通常、歯列矯正は1年半～2年程度かかります。
しかし、部分矯正を選択すると、治療期間を短縮できる可能性があります。
今回は、「部分矯正はなぜ治療期間が短いのか？」という疑問についてお応えしていきます( ◠‿◠ )
部分矯正の治療期間が短い理由や治療期間を最短にするポイントなどをわかりやすくまとめてみました！
部分矯正をご検討中の方はぜひご参考ください。
目次
部分矯正の治療期間が短い4つの理由
全体矯正の治療期間が約2〜3年なのに対し、部分矯正の場合は半年〜1年半程度です。
部分矯正の治療期間が短くなる主な理由を以下でくわしくみていきましょう。
治療部位を絞っている
部分矯正は、治療部位が基本的に前歯部に絞られており、動かす歯が少ないぶん治療期間が短く済みます。
施術者の力の入れ方によって歯が動く距離が左右されるワイヤー矯正では、歯科医院でも違いが出やすく、とにかく強い力をかければいいというものではありません(◞‸◟)
同じタイプの症例であっても歯のズレ具合や患者様の生活習慣、代謝のよさによっても差がうまれます。
奥歯よりも前歯のほうが動かしやすい
奥歯と前歯では歯根の本数が異なり、上顎にあるか下顎にあるかでも変わってきます。
歯列の1番目〜3番目の前歯は上下顎とも歯根が1本であるのに対し、4番目と5番目の小臼歯は下顎では1本で、上顎の場合は2本であることがほとんどです。
6番目や7番目の大臼歯に関しては下顎では3〜4本で、上顎の場合は3本が基本です。
歯根の本数が多ければそれだけ動かすのに時間がかかるため、前歯を対象としている部分矯正のほうが全体矯正にくらべて早く仕上げられます！
全体矯正にくらべてトラブルがおこりにくい
ワイヤー矯正の場合、全体矯正と部分矯正では装置がつく範囲が異なり、部分矯正では犬歯から反対側の犬歯までの6本が対象です。
食事の仕方やお手入れの仕方によって装置の外れやすさに差はありますが、装置がつく範囲が狭いぶん全体矯正にくらべるとトラブルはおこりにくくなります☻
対象症例が少ない
すべての歯に装置をつけない部分矯正は、対応できる症例がある程度決まっています。
同じ「前歯のズレ」であっても、ズレの程度によって適切な治療法が異なるため、その点は注意が必要です。
部分矯正が可能かどうかは精密検査後に決定しますので、気になる方はぜひ一度検査を受ける事をおすすめしております★
どんな歯並びなら選択可能？部分矯正の適応症例
正直、部分矯正は対象症例がそこまで多くはありません((+_+))
無理に部分矯正で行おうとすると返って仕上がりが悪くなる可能性もあります(+o+)
どのような歯並びが部分矯正の対象なのかを事前に理解しておくことで、納得のいく治療につながりやすくなるでしょう。
数本の前歯が少しズレているケース
部分矯正の代表的な症例として、前歯が少しズレているケースが挙げられます。
「前歯」と「少しのズレ」がポイントで、部位が前歯であっても歯のズレが大きければ部分矯正の対象外です。
また、歯のズレが小さくても部位が奥歯であれば全体矯正が必要になります。
前歯にすき間があるケース
前歯の歯と歯の間にすき間があるケースは、部分矯正で治療が可能です。
ただし、歯1本分ほどの大きな隙間がある場合は、治療法に制限があったり、すき間をきれいに埋めるために全体矯正をご提案したりすることもあります。
以前矯正治療をしていて後戻りがおこったケース
矯正治療後に後戻りがおこる場合、完全にもとの状態に戻るのではなく、中途半端にすき間ができたり、歯が少しずれたりすることがほとんどです。
前歯部だけに後戻りがみられる場合は、部分矯正で対応可能です。
部分矯正の対象外となりやすい症例は？
以下に当てはまる場合は、部分矯正が選択できない可能性があります。
ズレが大きい・抜歯が必要なケース
歯のズレが大きいケースや抜歯が必要なケースでは、かみ合わせの問題あるいはスペースの問題がでてくるため、全体の歯を動かす必要があります。
かみ合わせに問題があるケース
かみ合わせは前歯ではなく奥歯がメインとなるため、問題がある場合は全体矯正での調整が必要です。
部分矯正でもやり方を間違えると奥歯の噛み合わせが崩れる可能性があるため、実績のある歯科医院で受けることをおすすめします(`･ω･´)b
軽度ではないケース
歯並びは同じタイプであっても、人によって程度が異なります。中度・重度の叢生（凸凹している歯並び）や、中度・重度の出っ歯や受け口、上下の顎のズレなどがみられる場合は、部分矯正では対応できません。
部分矯正の治療期間が長引くことはあるの？
部分矯正でも治療期間が長引くことがあります。どのようなことが治療延長の原因になるかを以下でくわしくみていきましょう。
お手入れが不十分で虫歯や歯周病などが発症した場合
前歯に虫歯や歯周病などが発症した場合は、矯正治療を中断して治す必要があります(._.)
ワイヤー矯正の場合は、虫歯の治療を終えたらすぐに装置をつけられますが、マウスピース矯正だと歯型を取り直して技工所で製作してもらうため、治療再開までに1か月ほど時間がかかります((+_+))
装置の脱離や破損などが頻繁にみられた場合
装置の脱離や破損が頻繁にみられると、そのぶん治療期間が延びます。
ワイヤー矯正の場合は食事のとり方、マウスピース矯正では歯ぎしりや食いしばりによる穴あき、紛失に注意が必要です。
トラブルの報告が遅れて後戻りがみられた場合
装置の脱離や破損、変形してはまらないなどトラブルが起った場合、対処が遅れると後戻りがおこってもとの状態に戻すまでに時間がかかるため、治療期間が延びる傾向にあります。
部分矯正をした結果かみ合わせに問題がみられた場合
基本的に前歯はかみ合わせにはあまり影響しませんが、顎骨の位置や歯の傾斜具合によっては前歯の位置を変えることでかみ合わせに問題が生じることがあります((+_+))
部分矯正をしてかみ合わせに問題がでた場合は、治療期間が延びたり、全体矯正が必要になったりするケースがあることを覚えておきましょう(^_-)-☆
リテーナーをしっかりと使用しなかった場合
リテーナーは、メインの治療できれいに整った歯並びを一定期間キープする装置です。
どんな治療法でも最後はリテーナーが必要で、取り外しが可能なタイプを使用する場合は自己管理が重要になります。
リテーナーの装着時間が不足したり取り扱い方を間違えたりすると、治療期間の延長や再治療が必要になることもあるため注意しましょう。
部分矯正の治療期間を最短にするポイント
治療期間は、その方のお手入れや管理レベル、生活習慣によっても差があります。
治療期間をできるだけ短くしたい方は、以下のポイントを押さえて過ごしましょう！
治療法に限らずお手入れをしっかり行う
「ワイヤー矯正はお手入れが大変で、マウスピース矯正はお手入れが簡単」というイメージが強いと思いますが、どちらも矯正治療をしていない方にくらべると虫歯や歯周病のリスクは高めです。
歯ブラシだけでは全体の6割程度しか汚れを落とすことができないため、デンタルフロスや歯間ブラシといった補助用具を合わせて使いながら丁寧にお手入れをしましょう。
問題があった場合はすぐに歯科医院へ連絡する
トラブルが発生した場合、対処が遅れると後戻りを引き起こすだけでなく、虫歯や歯周病のリスクをより高めてしまう可能性があります。
最小限の負担で治療を終えるためにも、問題がおこったらできるだけ早めに歯科医院へご連絡ください(^^♪
マウスピースを正しく使用する
マウスピースは一日20時間以上、10日間交代で使用していきます。
ルールを守ることで計画どおりに治療を終えやすくなりますので、意識して過ごすようにしましょう！
部分矯正に完璧を求めない
全体矯正にくらべると部分矯正は治療範囲が狭く、微調整をするにも限界があります。
見た目やかみ合わせ、舌の圧迫感など、すべてにおいて完璧を求める方には、部分矯正ではなく全体矯正がおすすめです。
慎重に歯科医院を選ぶ
歯列矯正は高度な知識と技術が必要な治療です。実績があまりない歯科医院で行うと治療期間が長引くだけでなく、仕上がりがいまいちで納得のいかない結果になる可能性もゼロではありません。
保険適応ではないため歯科医院によって費用には差がありますが、実績が豊富で実力がある歯科医院は費用が相場と同じくらいかそれよりも高めであることがほとんどです。
相場より安い場合は実績があまりない可能性が高いため、サイトやカウンセリングなどを利用して事前に確認することをおすすめします。
渋谷矯正歯科は、裏側矯正15年、症例数23,000件
全国に分院も持つ歴史と実績のある矯正歯科です☻☆
ぜひ矯正を考えている方は一度お話聞きに来てくださいね♪
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渋谷矯正歯科ってどんなところ？
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・表側矯正も取り扱っております！
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