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ブログ

投稿日:2022.10.16

矯正歯科で働く歯科衛生士として

皆さんこんにちは!渋谷矯正歯科 歯科衛生士佐藤です!
さて本日は、矯正歯科で働くスタッフとして思うこと
についてお話していきたいと思います!

 

一般歯科と矯正歯科

まずは、一般歯科と矯正歯科ついて
違いをお話していこうと思います!

矯正歯科 衛生士

治療の目的

まず一般歯科は、虫歯や歯周病、入れ歯治療などをしています。
矯正歯科では、むし歯等の治療はしていなくて、歯並びやかみ合わせなどを
治療していきます(^^)/

仕事内容

一般歯科の仕事内容は、先生からの指示のもと
歯石を除去したり、フッ素加工物を塗ったりして、むし歯・歯周病の予防をしていきます。
また患者様に、歯磨きの指導をすることもあります!(^^)
虫歯の治療の際に、先生のアシストをすることも!(バキュームで唾液吸ったり、器具渡したり)

矯正歯科での仕事内容は、たくさんあります。
まずは口腔内写真を撮る練習をします。
右、正面、左、咬合面(上と下)と様々な角度で写真を撮ります。(5枚法)
また真顔、笑った顔(歯が見えるように)、横顔と、お顔の写真も撮ります。
これは口腔内写真や顔写真は、矯正中の経過や、正中をみたり
今の状態を患者様に説明するために撮っています( ◠‿◠ )

また口腔内スキャナー(iTero)で口の中のデータをとります。
技工所に発注したり、マウスピース矯正をするときに必要なデータになります。

矯正が始まってからは、ワイヤーの交換や結紮を行います。
マウスピース矯正では、アタッチメントと呼ばれる白いポチポチしたものを
歯につけたり、マウスピースの着脱の練習などをしていきます(^_-)-☆

患者様一人一人のことを考えながら処置をするので
仕事内容が濃く、とても充実していて、時間が過ぎるのがあっという間です。
毎日、アシスタント業務やクリーニングなどで、なかなか時間が過ぎない、暇だな、ということはありません( `ー´)ノ
先生の指示のもとですが、衛生士が主体となり、患者様の歯並びの変化をみて
ここが前回より動いているな、ここはもうちょっとだなと、考えながら働く矯正歯科での仕事は
とても面白く、やりがいがあり、毎日が充実します(^^♪

矯正歯科で働く歯科衛生士として思うこと

自己紹介

わたくし佐藤は一般歯科で5年勤務した後、ここ渋谷矯正歯科へ入社いたしました。
最初こそ、「矯正歯科の歯科衛生士さんは一般歯科に比べてラクそうだ」
そう思っておりましたが全くと言っていいほど別物でした。

矯正歯科で働いて最初にぶつかった壁

まず、最初にぶち当たったのが矯正の知識がほぼ皆無であること。
先輩衛生士がなにを言っているかさえ、よくわかりませんでした(笑)
徹底的な先輩衛生士の指導の下、矯正知識や技術を身に付けられ、
また、担当している患者様からもありがたいお声を頂戴して、
矯正歯科で働く衛生士としての楽しさを実感、理解し始めました。
一般歯科に勤めていた時との違いは、
患者様のデンタルIQが非常に高いことです。
そのため、高度な質問をされることが増え、
今まで以上に知識をつけなくてはならないと思った瞬間でした。

歯科矯正の期間は大体平均2年前後。
「人生の中の2年」と言うと短いと感じるかもしれませんが
矯正期間中、食べ物への注意を払ったり、ブラッシングが大変だったりと
気を遣わなくてはならないことが多くあります。
わたくし佐藤も現在進行形で歯科矯正中でありまして、
患者様の気持ちは痛いほどわかります。
(歯ブラシしんどいし、ゴムかけめんどくさいですよね)
(口内炎めちゃくちゃ出来て、なーんにも食べられない期間とかありました)
(でも、痩せませんでした)
女性、男性に関わらず、人生のイベント(結婚式やご出産、留学など)をする
タイミングなどもあり、その期間をいかに短く、快適に過ごしていただくか
ここが矯正歯科で働く歯科衛生士として
肝になってくるのではないかと思っております。
(ちなみに佐藤はウエディングフォトで記念にと思って装置見せつけて撮りました←)

私が矯正歯科で働く上で一番大事にしていること

私が矯正歯科で働く上で一番大事にしていることは、
「自分が患者様の立場だったとしたら、どういう人にお願いしたいか」、
そう考えたときに、私だったら「気兼ねなくいつでも相談できる人」。
歯科矯正を始める前などに、ネットでたくさん調べたりすると思うのですが、
やっぱり実際やってみると、困ったことなどが出てくると思います。
そんな時には渋谷院衛生士、歯科医師、その他歯科助手やスタッフにも
いつでも気兼ねなく、相談していただけると幸いです。

矯正歯科 模型

渋谷矯正歯科グループでの取り組み

勉強会

渋谷矯正歯科グループでは、
月に2回、全分院(歯科医師、歯科衛生士)合同で勉強会をしております。
毎回、症例を集めこの場合はどうすべきが一番最適か、など
歯科医師、歯科衛生士の垣根を超えて話し合いが行われ、実際の処置に役立てています。
また渋谷院では、衛生士同士での症例意見交換も頻繁に行っており、
この場合はどうするか、以前こんなケースがあった、など意見を集め、
集まった意見をもとに歯科医師へ症例検討として相談をして処置を進めています。
このような症例検討や、意見交換を行うことで
実際に、渋谷院として患者様の治療期間が大幅に短くなった
実感しますし、衛生士の質も上がったように思います。

学会・セミナー

また学会やセミナーにも、積極的に参加しています!!
今年(2023年)はたくさん学会に参加したので、一部ご紹介します!

・WSLO2023(第9回世界舌側矯正歯科学会)
WSLOは2年に1度開催される、歯の裏側に装置を付けて治療する舌側矯正の世界大会です。
そして今回は、WSLOアクティブメンバー(認定医)の試験を受け、7人も合格者がでました!!!
こちらのブログに詳細が載ってます!

・エッジワイズ法セミナー
こちらのセミナーには渋谷矯正歯科のドクターたちが東京に集まり、
渋谷矯正歯科グループだけ、特別日程で参加させていただきました!!
そしてこのセミナーは1日で終わりではなく、第4回まであるプログラムになっています。
基本コース・応用コースそれそれ4回のコースに、すべて参加させていただきました!

・第40回ケルン国際デンタルショー
ドイツのケルン・メッセで開催される「世界最高峰の歯科の祭典」とよばれるIDS。
歯科業界の世界最大規模の展示会で、世界中の会社から新製品や最新技術が集まっています。
渋谷矯正歯科の技工士が参加しました!

・JETsystemセミナー
・日本顎変形症学会
・第31回日本成人矯正歯科学会函館大海
・札幌医科大学歯科口腔外科同門会
・DIYOrthodonthicsCourse
・北海道医療大同門会
・ワールドデンタルショー2023
・第35回日本舌側矯正歯科学会学術大会・総会
・韓国矯正歯科医会(in韓国)

色々な学会・セミナーに参加し、矯正への理解を深めています!
渋谷矯正歯科グループでは、学会やセミナーの参加費を全額負担してくれます。
そのため全スタッフが、認定医・認定歯科衛生士を目指して、積極的に学会に参加しています( `ー´)ノ
もちろん取得済みのスタッフも、多数所属していますよ~~(‘ω’)

最後に

私は歯科矯正は、その方のその後の人生も乗っていると思っていて
あの時、歯科矯正して良かったと思ってもらえるように日々、診療しています。
これからも、患者様の1番の味方であり、1番の良き理解者として
歯科矯正を円滑に進めていくお手伝いをしていけたらと考えております。
しんどいこともある歯科矯正ではありますが
スタッフ一同、サポートに全力を尽くして参りますので
よろしくお願い致します!!
※歯並びや歯科矯正についてお悩みの方は、
まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談くださいませ。

カウンセリングのイメージ画像

 

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