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投稿日：2023.4.16

リンガル矯正って実際どんな感じで治療していくの？？症例写真あります！！

皆さん、こんにちは☀️
渋谷矯正歯科・歯科衛生士の佐藤です！

本日のブログでは、当院の裏側矯正（リンガル矯正）の症例写真をお見せします！！！！

リンガル矯正ではどのように治療が進んでいくのか、実際に私の担当している患者様の症例をみせながらご紹介いたします！
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです！！！

1 リンガル矯正の症例
2 最後に・・・

リンガル矯正の症例

【初診時写真】

上顎の前歯が下顎の前歯に比べると、大きく出ていますね！！！
また、上下のアーチを見ても前歯のガタつきが目立ちます。
歯並びが複雑だと、歯ブラシもしにくいため汚れが取りきれず、虫歯や歯周病、口臭などに繋がります。。
ここからリンガル矯正がスタートします！！レッツラゴー！！( ^)o(^ )

【装置装着時写真】

上下の歯にブラケットという矯正装置が付き、ブラケット一つ一つにワイヤーが通りました！！

装置を付けてからから１ヶ月くらいは、装置が付いた状態に慣れず、粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
口内炎がたくさん出来る時期でもあります。
ですが・・・口内炎が出来て、治って、出来て、治ってを繰り返すうちに粘膜が「装置が付いている状況」に慣れていきます⚠️
それまでは辛抱の期間ではありますが頑張りましょう！！

わたくし佐藤も歯列矯正中なのですが、装置付けたては本当にしんどかったです。。。
歯科衛生士なんですけど歯医者嫌いなんですよね。(´ー｀)
そして、もともとが痛みに激ヨワなので本当にしんどかったです(>_<)
それでも、1ヶ月半を過ぎるころにはだいぶ慣れてきてました！

上顎の前歯が出ているため、噛んだときに上の前歯の裏の装置と下顎の歯が噛んで当たってしまうため、
上の一番奥の歯の噛む面にセメントを盛り、当たらないようにしました。これをBite up（バイトアップ）といいます。

バイトアップをおこなうと、そこの歯でしか噛めなくなるため最初はとても違和感があります（泣）
しかしこちらも１週間くらいあれば、その状態にも慣れてきますので、お食事をするときは十分に気をつけてお召し上がりください！！！
また、さ行た行など発音も慣れるまで少し難しくなります。しかし、どちらも必ず慣れますのでご安心ください！！

どの患者様も処置後、顔を顰めて不安そうではありますが、次の調整時にお話お伺いすると、
「すぐ慣れました」と言っていただけます！

【経過写真】

①レベリング・アライメント

装置装着から約２ヶ月後くらいのお写真です！！
どうですか？！？！
みなさん、変化がわかりますか？？？
この時点で、上下顎の前歯のガタつきはほとんど取れていますね！！

レベリング・アライメントでは、歯の高さを揃えたり、歯のねじれをとっていきます。

ここの犬歯はまだ回転が取りきれていない状態ですが、犬歯は根っこが長いためコントロールが難しいと言われています。
大きく力をかけ過ぎるのも、歯にとっては良くないのでゆっくりとコントロールしてきます。
アーチを見ると、綺麗なU字型になってきています。

②トルクコントロール

ある程度、大まかに歯並びが整ってきました☺️☺️
ここからワイヤーのサイズをどんどん太くしていきます(‘;’)

トルクコントロールといって、歯の根っこの角度を調整していきます。

ひとつ前の写真から大きい変化を感じられない期間にはなりますが、着々と順調に矯正は進んでおります！！！！
矯正期間中、ここが一番しんどい時期かなぁと個人的に感じますね。

装置をつけて、ワイヤーが通ってある程度のガタつきは最初の方で解けて綺麗になりますが、
ここの期間はそこまで大きい変化が見えません。
でも、ここがとても重要な期間でもあります！！

トルクコントロールが終わるとこんな感じです↓

※抜歯直後の口腔内写真のため、画像を白黒にしています。

③スペースクローズ

上顎の歯を抜いており、抜いたスペースを使って口元を引っ込めていきます。
スペースを閉じるのは、歯をある程度並べてから行っていきます。

口元を引っ込めてくる時には、上顎にも装置を付けてそこを固定源としますので、スペースクローズ開始時は違和感が強い傾向にあります！！
これも必ず、慣れます！なのでそれまでは粘膜を引っ掛けないように十分注意して生活をしてくだい!(^^)!

＜スペースクローズ時のアーチの変化の様子＞

→
→→

＜スペースクローズ時の横からの変化の様子＞

綺麗にクローズしていますね！！！！
お気づきの方もいるかと思いますが途中でワイヤーが変わり、また上顎の装置もなくなりました！！！！！
ワイヤーの変化や装置がなくなると、よりお食事やお喋りなどもしやすくなります。
装置を外せる見通しもこの辺りから具体的に『これくらいの期間』と患者様にお伝えできるころになります！！！

治療終了まであともう少しです(*’▽’)

Remove写真

ここまでキレイに並びましたー！！！
まだ、左側犬歯の回転が残っている状態ではありますが、装置を外して現在はディテーナーというマウスピースの装置へ移行しております。
ディテーナーでは、ちょっとした歯の高さを調整したり、ほんの少しのスペースを閉じたりして終了になります(*^^*)♡

もう少しです！！
ここで、初診時とRemove時の比較をしてみましょう！

この方は途中、装置の脱離で治療が滞ってしまった期間があり、きっと矯正しんどいなぁって思っていたと思います。
わたくし佐藤も矯正中なので、何度そう思ったことか。。。
なんなら、矯正やめようかなって思ったこともありました。
ですが、今こうしてここまで綺麗な歯並びになるとみなさんやって良かった！と言っていただけます。
その笑顔が眩しくて最高です！！！！！
処置を担当していた私も頑張ってくれて良かった！と感じます☺️❤️