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ブログ

投稿日:2023.8.6

ドライマウスって何?

みなさん、こんにちは(*’▽’)渋谷矯正歯科です!

今回のブログは、「ドライマウス」についてお話していこうと思います(‘◇’)ゞ
口の中の水分がなくなり、乾燥した状態がドライマウスです。

ドライマウスについて

ドライマウス(口腔乾燥症)とは唾液が出にくくなり、
口の中の水分がなく乾燥した状態のことをいいます。
唾液は食べ物を嚙むことで出てきます。
つまり、唾液が出にくくなると食べ物が飲み込みにくくなってしまったり、
虫歯になってしまう可能性がある状態に陥ってしまいます(;_;)/~~~
唾液の役割は複数ありますので、
まずは、唾液について詳しく説明していきますね!!

ドライマウス 予防策 

唾液の役割について

唾液は咀嚼や嚥下を手助けしてくれる他に、口の中の細菌の増殖を抑えて歯を守ってくれます。
ちなみに、唾液は一日で0.5~1.5ℓ分泌されているそうですよ(*‘ω‘ *)
それだけ必要だと思うと驚きですよね。

唾液

 

消化補助

唾液にはアミラーゼという酵素が含まれて、
このアミラーゼが食物中の炭水化物を分解してくれます。
炭水化物の中でも「でんぷん」を分解する役割をもっています。
でんぷんはお米やパン、パスタなどの小麦粉類のものや、芋系に多く含まれていますね。
アミラーゼに分解されたでんぷんは糖に変化するため、甘く感じます。
分解された糖は脳や筋肉を動かすエネルギーになるので、
よく噛んで食べると良いと言われているのはこういう理由だったんですね((+_+))
唾液に含まれるアミラーゼの量が多いと30秒以内に甘く感じ、太りにくい人らしいです!!
胃の中で消化されるものだと思っていたので、今まで意識していませんでしたが、唾液ってめちゃくちゃ大切ですね!

嚥下の補助や口の中の清潔さにつながる

飲み込むことを嚥下と言います。
唾液があるからこそパンなどパサパサしてる水分のないものが、
よく噛むことで分泌された唾液と混ざり、飲み込みやすくなります。
唾液の分泌量が少なくてうまく呑み込めず、食べ物が口の中に残ってしまうと
細菌が増えてしまったり虫歯になってしまいます。
虫歯になってしまうと口臭にも繋がってしまうので、
唾液が不足してドライマウスになると、必然的に虫歯や口臭も気になってきてしまいます(._.)

唾液についてこちらの記事で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください!

なぜドライマウスになってしまうのか?

加齢やストレス、筋力の低下、などなど…。
意外と色々な原因があるので、なってしまう方が多いんです!
噛むという行為で唾液が分泌されますので、
昔と比べて咀嚼時間が短くなっている現代人には天敵ですね(◞‸◟)

咀嚼

咀嚼時間の減少

食べ物を食べるときに咀嚼時間が短いと筋肉が衰えていきます。
唾液は「唾液腺」というところから分泌されるのですが、
筋肉が衰えていると唾液腺からうまく唾液が分泌されません。
なので余計に食べ物が食べにくくなり、
飲み物で流し込んでしまうという悪循環にはまってしまうんです(ノД`)・゜・。

薬の副作用や疾患によるもの

抗うつ薬や血圧降下剤などの薬の副作用や、
唾液腺が炎症してシェーグレン症候群など疾患にかかると唾液の分泌量が減ってしまい、
ドライマウスの原因になってしまうこともあります((+_+))

口呼吸による乾燥

また口呼吸もドライマウスの原因になります。
寝ている時など、無意識のうちに口呼吸になってしまい乾燥してドライマウスになんてことも…。

ドライマウスになったらどうなるの?

 

口呼吸の人は口が臭くなる…なんて聞いたことはありませんか?
口の中が乾燥してしまうと口臭の原因になります。
唾液が乾いてしまい、菌の増殖を抑えられず臭いの元や虫歯の原因につながっていきます。

唾液には虫歯を防ぐ役割や自浄作用があります。
なので細菌が洗い流されず虫歯になりやすかったり、
唾液が少なく食べ物が食べにくくなると、
高齢者の方などは重篤な病気につながってしまうこともあります。

もし、最近口の中の乾きが気になる方がいらっしゃったら、
思い切って歯医者さんに相談してみるのも一つの手ですね(‘◇’)ゞ

口臭 歯磨き

 

 

ドライマウスを防ぐには?

咀嚼回数を増やし唾液をいっぱい出すように改善しましょう(∩´∀`)∩
リラックスできる時間をつくったり、
人と会話することで顔の筋肉を使うのも改善につながります!

飲物 飲料 水 お茶 ジュース 

 

咀嚼回数を増やす

食事の時によく噛むことで唾液腺が刺激され唾液がよく出るようになります。
またはガムなどを噛むことで唾液腺を刺激するのもいいかもしれないですね!!
キシリトールは虫歯予防にもなりますし、歯垢がつきにくくなりますので
ガムは砂糖が含まれていないキシリトール入りがオススメです!

水分補給

体内の水分が少ないと唾液の分泌量も比例して少なくなってしまいます(/_;);)
こまめな水分補給を意識するといいですね。
ジュースなど糖が含まれているものは虫歯の原因になってしまうこともありますし、
お茶やコーヒーなど利尿作用があるものは、かえって体内の水分が減ってしまうこともあります。

しかし、ストレスもドライマウスの原因になりますので、
お好きな飲み物で水分補給するのが一番の近道かもしれませんね~~!!

好きなものを飲みたいけど他のことも気になる方は、
ジュースを飲んだ後はお水を飲んで口の中に残ったジュースを洗い流したり、
お茶でもカフェインが含まれていないルイボスティーやカフェイン量が少ないものを選ぶなど
少し工夫すると大丈夫だったりするので、お好みに合わせて水分補給を意識してみてください!

運動や舌のトレーニング

唾液腺を刺激するのは運動なども有効な手段なので少し意識するだけで結構変わります!
話したり、歌ったり、口周りの筋肉を動かすことが重要です( `ー´)ノ
いつもより人と喋ってみるとか、早口言葉などもいいかもしれませんね。
下記の舌のトレーニングと合わせてやると効果抜群です!

①口を開けて舌を前に出したり引っ込めるのを数回繰り返します。
②同じく口を開けて舌を前に出し、今度は舌を左右に動かします。
③舌を左右に動かした後は唇を舐めるように大きく舌を回します。

舌のトレーニングは顔のたるみなども改善してくれますので、ぜひやってみてください!

唾液腺マッサージ

唾液腺マッサージは食事の前にするとより効果的です。

①耳下腺(じかせん)マッサージ
上の奥歯と耳たぶの前あたりを指全体で後ろから前へ円を描くようにぐるぐる回します。

②顎下腺(がっかせん)マッサージ
顎の骨の内側の柔らかい部分に顎下腺があるので、
顎下に親指をあて耳の先から顎の先まで優しく押します。

③舌下腺(ぜっかせん)マッサージ
顎の先の下の付け根あたりに舌下腺があるので、
顎の真下から舌を押し上げるようにグーっと押します。

唾液腺 マッサージ 耳下腺 顎下腺 舌下腺

上記のマッサージを5回~10回繰り返すと唾液がじわじわ出てくるはずです。
ぜひ、ドライマウスじゃない方も今回紹介した方法を試してみてください!

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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