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投稿日:2025.8.27

矯正治療を途中でやめたくなったら

こんにちは!渋谷矯正歯科です!
本日は「矯正治療を途中でやめたくなったら」についてお話させていただきます。

矯正治療は完了するまでに長い期間を要します。そのため、途中でやめたくなるということもあるかもしれません。
矯正治療を途中でやめること自体はできます。ただし、途中でやめると様々なリスクがあるため、できるだけ避けたいところです。

この記事では矯正治療を途中でやめるリスク、やめたくなる理由別の対処法、途中でやめないために確認しておくポイントについて詳しく解説します。
これから矯正治療をしようと思っている方、今まさに治療をやめたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

矯正治療は途中でやめることは可能?リスクはある?

女性が悩んでいる画像

 

結論から言うと、矯正治療を途中でやめることは可能です。しかし、治療が完了していない状態で歯並びを放置すると様々なリスクがあります。

 

矯正治療を途中でやめること自体はできる

実際のところ、矯正治療を途中でやめることは可能です。しかし、治療を途中でやめるのは様々なリスクを伴います。
そのため、できるだけ治療はやめないように対処していくことをおすすめします。
治療をやめたいと思ったときにはまず、歯科医院で相談してみましょう。やめたい理由によって対応方法は異なりますが、相談することで解決できるケースも多いです。
また、医師に相談なく、通院をやめることは避けましょう。治療途中の装着や歯並びを放置すると、口の中の状態が悪くなる可能性があります。

矯正治療を途中でやめた場合のリスク

女性が○か×で悩んでいる画像

矯正治療を途中でやめると、次のようなリスクがあります。

<リスク>
・後戻りが起こる
・歯並びが悪化する
・虫歯や歯周病になりやすい
・費用が無駄になる

後戻りが起こる

治療が完了する前にやめると、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起こります。
通常の矯正治療では歯の移動が完了したあとに保定期間が必要です。後戻りを防ぐために矯正治療にかかった期間と同程度の期間、専用の装置を装着します。
ある程度きれいな歯並びになったからといって途中でやめてしまうと、元の歯並びに戻ることになります。

歯並びが悪化する

矯正治療を途中でやめると最悪の場合、歯並びや噛み合わせが治療前よりも悪化する可能性があります。
特に矯正のために小臼歯などの抜歯を行っている場合は注意が必要です。歯は隣り合う歯や噛み合う歯がないとスペースを埋めるように移動しやすくなります。
そのため、歯が傾いたり、上下の歯が伸びたりして歯並びがさらに悪くなる可能性が高いです。

虫歯や歯周病になりやすい

治療を途中でやめると歯並びが悪い状態のまま、もしくはさらに悪化するため、食べ物が歯と歯の間に挟まりやすくなります。
さらに歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい箇所が多く、汚れが蓄積され、虫歯や歯周病を引き起こします。
また、ワイヤー矯正の装置を外さないまま通院をやめるのは特に危険です。本来、ブラケット装置の周りは汚れが溜まりやすく、定期的な歯科医院でのケアが必要となります。
加えて、虫歯や歯周病のリスクのみならず、装置の不具合で口の中に傷を負う可能性もあります。

費用が無駄になる

矯正治療のほとんどは公的医療保険がきかない自由診療のため、治療費は高額になります。
治療を途中でやめたとしても、歯科医院によっては治療費の返金が全くされない可能性があります。
歯科医院の料金体系によって返金制度は異なります。特に矯正治療は検査料、装置代が費用の大部分を占めており、治療の初期段階で支払います。今までかかった治療費の返金はされないケースが多く、その分の費用は無駄になります。
また、時間が経ってから矯正治療を再開したい場合には口の中の状況も変わっているため、一から検査費用や装置代がかかるので注意しましょう。

矯正治療をやめたい理由と対処法

女性と男性が解決している画像

矯正治療をやめたくなる理由は人それぞれです。しかし、実際にやめるとなった場合にはリスクもついてきます。
ここでは矯正治療をやめたい理由別の対処法について詳しく解説します。

矯正治療の痛みがつらい

治療をやめたくなる理由として多いのが、治療による痛みや違和感です。特に矯正装置のつけ始めや調整直後は痛みを感じやすく、ワイヤー矯正に至っては装置の凹凸による口の中の傷も不安の種でしょう。
対処法として痛みがひどい場合には鎮痛剤の服用や矯正用のワックスによる粘膜の保護があります。まずは痛みの不安を歯科医師に相談してみましょう。
矯正治療の痛みは治療が進むにつれて和らいでいく人が多いです。歯科医師と相談して痛みをコントロールしながら治療を進めましょう。

矯正治療をストレスに感じる

治療前にある程度覚悟はしていても、いざ矯正装置をつける生活が続くとストレスを感じる方もいることでしょう。
特に次のような理由で治療前の生活とのギャップを感じ、途中でやめたいと思うケースが多いです。

<矯正治療中のストレス>
・ワイヤー矯正における食事制限
・ワイヤー矯正における歯磨きのやりにくさ
・マウスピース矯正の装着時間の確保が難しい
・マウスピース矯正の装置の交換や洗浄などの管理が大変

既に治療が始まっている場合の対処法は治療後の生活を具体的にイメージすることです。基本的に途中で矯正方法を変えることは難しいため、治療に前向きになれるようなイメージを持つことでモチベーションアップを図ります。
治療が終われば口元に自信が持てる、旅行に行っておいしいものを食べて笑顔の写真を撮る、自分の気分が上げて治療を頑張りましょう。

ライフステージの変化

矯正治療は長いと3年にも及ぶため、その間にライフステージが変わる可能性は十分にあります。
大人の場合は転職や結婚、出産などで矯正治療よりも優先したいことができるかもしれません。子どもの場合は部活動や受験に伴い、矯正治療を続けるのが困難になることもあるでしょう。
既に治療を始めている場合の対処法は治療の中断です。歯並びの状態にもよりますが、1~3か月程度であれば治療の一時中断ができます。出産前後や受験前後は治療をお休みして落ち着いてから再開することをおすすめします。歯科医師に相談してみましょう。

引越し

車とカレンダー

転勤や転職、進学で遠方に引っ越すことになり、治療を途中で止めるケースがあります。
対処法としては現在の歯科医院に通えないか検討する、もしくは転院制度がないか確認することです。
ワイヤー矯正は3~4週間に1回の通院が必要なため、遠方であると通うのは難しいかもしれません。しかし、マウスピース矯正なら2~3か月に1回の通院で済むため、引っ越し先から通えないか検討してみましょう。
また、歯科医院の中には系列医院を持っており、その中でなら転院が可能なところがあります。今後通うのが難しい場合には転院制度がないかを確認してみましょう。

通院が難しくなった

仕事や受験、部活などで治療中に忙しくなり、通院時間を確保するのが難しくなることもやめたくなる理由の一つです。
対処法は自分の通いやすい曜日や時間帯を見つけて通いつづけ、早めに治療を完了させてしまうことです。通院が滞ると、その分治療の完了が遅れます。比較的遅い時間まで診療しているところもあるので、仕事帰りや学校帰りに少し時間を作れると良いですね。
もしくは、一時的に治療を中断することが挙げられます。忙しいのが一時的なものであれば1~3か月程度治療を止め、落ち着いてから再開するのがおすすめです。

矯正治療を途中でやめないために!治療を始める前に確認すること

原因・発見のイメージ画像

矯正治療は長期に渡るため、様々な理由からやめたいと思うこともあるかもしれません。途中でやめたいと思わないようにするには、治療前に次のポイントについて確認しておくと良いでしょう。

通院しやすい歯科医院か

矯正治療は定期的な通院が必要です。長期的な通院になっても負担が少ないように通いやすい歯科医院を選ぶようにしましょう。
特にアクセスと診療時間はよく確認しましょう。職場や学校、または最寄り駅に近い歯科医院を選ぶと、仕事や学校帰りに寄りやすいのでおすすめです。
また、診療日や診療時間も無理なく通えるところが良いでしょう。特に平日の夜まで診療しているところがおすすめです。休日しか通えないところだと歯科医院が混んでいることもあり、自分の希望する時間帯に受診できない可能性があります。

返金制度があるか

矯正治療の返金制度は歯科医院によって異なるため、必ず治療前に確認しておきましょう。
基本的にやめるまでにかかった治療費は返金されないケースが多いです。矯正治療は特に治療初期に大きく費用がかかるため、その分は返ってこないと思っていたほうがいいでしょう。
今までかかった治療費だけでなく、その後かかる予定の治療費も返金されない歯科医院もあるため、あらかじめ詳しく確認しましょう
治療を始めて2か月までなど期間の定めを設けて返金に対応してくれる歯科医院もあれば、転勤や引越しなどやむを得ない事情がある場合には返金可能なところもあります。
矯正費用は大きなお金が動くため、料金体系や返金制度は他人事だと思わずにしっかりと事前にチェックしておきましょう。

自分に合った矯正方法か

長い矯正期間を上手く乗り切るには、自分に合った矯正方法を選ぶことが重要です。
矯正の種類によって抱えるストレスは異なります。食事制限が嫌ならマウスピース矯正、装置の管理が煩わしいならワイヤー矯正など自分の生活や性格に合った方法を選ぶことでストレスを最小限にできるでしょう。

ライフステージが変わる予定があるか

治療期間が長期に渡ると、予期せぬライフステージの変化が起こる可能性があります。しかし、ある程度予測できる部分については考慮した上で、治療時期や歯科医院の条件を考えた方が良いでしょう。
転勤などで遠方へ引っ越しの可能性があるなら、転院可能な系列医院がある歯科医院を選ぶのも一つの手です。
また、子どもの矯正の場合、大人より治療に長い時間を要する可能性があります。受験や進学のことも考えて、早めに歯科医院で治療を始めるタイミングについて相談しておくことをおすすめします。

まとめ

矯正治療は途中でやめることはできます。しかし、健康面やコスト面で様々なリスクを伴います。
そのため、できるだけ治療を継続できるように歯科医院で相談してみることをおすすめします。やめたい理由によって対応方法は異なりますが、相談することで解決できるケースも多いです。
また、治療開始前に歯科医院や矯正方法をしっかり検討しておくことも治療を成功させるために重要となります。

渋谷駅で矯正歯科をお探しなら矯正専門クリニックの渋谷矯正歯科にご相談ください。渋谷駅東口から徒歩3分!平日は夜20:30まで診療しているので、ライフスタイルに合わせた通院が可能です。転院制度もあるため、転勤や進学で治療を続けられるか不安な方もどうぞお気軽にお問合せください。

当院のカウンセリング予約はこちらからhttps://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=3211&_gaid=145841390.1592213816

 

 

 

 

 

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