投稿日:2025.9.17
歯列矯正でブサイクになるのはなぜ?その原因と失敗や後悔をしないための対策法
こんにちは、渋谷矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「矯正治療をしたら顔の印象が変わった」という話を聞いたことがありますか?
歯列矯正では、矯正装置を使って歯並びを整えます。
歯並びが変わったことによって、かみ合わせが変化し、顔つきや顔全体の印象にも影響を与えることがあるのです。
歯並びが整ったことで、「エラ張りが改善された」という方もいらっしゃる一方で、「お顔全体が長くなった」ように感じるケースもあります。
歯列矯正後に「こんなはずじゃなかった」とならないために、大切なことをお話しします。
目次
歯列矯正で顔つきが変化する原因

歯列矯正後に、顔つきが変化してブサイクになったと感じるのには、次のような原因が考えられます。
・抜歯
歯並びを整えるために、じゅうぶんなスペースがない場合は、抜歯を行ってスペースを作ることがあります。
たとえば、出っ歯を改善する場合、出っ歯の状態によっては、歯を抜いてスペースを作って、口元を全体的に後ろに下げます。
後ろに下げることで、
・口元が大きく下がる
・面長になる
・鼻の下が伸びる
・ほうれい線が濃くなる
といった変化を伴うことがあり、ブサイクになったと感じることがあるのです。
・歯の移動
反対に、抜歯をせずに矯正治療を行うことで、行き場のない歯が前に出て出っ歯になる可能性があります。
また、口元全体が突出して見えたり、鼻の下が伸びたように感じたりすることがあります。
・筋肉の衰え
矯正治療中に、思うように食事ができずに痩せてしまうことがあります。
その結果、頬がこけてお顔の印象が変わってしまうことがあります。
また、矯正中は矯正器具の影響で、思うように噛めないという方も少なくありません。
咀嚼回数が減ることで、表情筋や咀嚼筋が衰えて、
・頬のたるみ
・ほうれい線が濃く見える
・顔が長くなったように見える
といった変化が起こる可能性があります。
・皮膚のたるみ
出っ歯や口ゴボなど、口元の突出がある場合、口元を後ろに下げたときに口元の皮膚がゆるみ、ほうれい線が濃く見えるようになることがあります。
ほうれい線が濃くなった場合は、表情筋を鍛えることで、改善できる場合もあります。
・エラ張りの解消
矯正治療によって、かみ合わせが改善されると、これまで咬筋にかかっていた負荷が軽減されることがあります。
咬筋が発達してエラが張っている場合は、エラ張りが改善されます。
同時に、エラ張りが解消された分、お顔全体が長く見えるようになることがあるのです。
・顎の変化
出っ歯を改善する際に、上の歯を後ろに下げますが、その結果、上顎よりも下顎の方が出てしまうことがあります。
そうなると、顎がしゃくれたように感じることがあります。
歯列矯正でブサイクになったと感じやすい方の特徴
次に当てはまる方は、歯列矯正後にブサイクになったと感じることがあります。
・抜歯矯正を行った方
抜歯矯正では、歯の移動量が大きくなる傾向にあります。
そのため、お顔全体のバランスが変化しやすく、外見が変わったと感じることが多いようです。
・前歯の突出を治療した方
出っ歯や受け口、口ゴボなど、口元の突出を改善した場合は、見た目が変化しやすい傾向にあります。
・体重が変化しやすい方
痩せやすい人は、お顔も痩せて頬がコケてしまう可能性があります。
矯正治療中は、今までと同じように食べられないことから、体重が減ってしまう方もいらっしゃいます。
・治療期間が長期に及ぶ方
矯正治療期間が長くなると、自然な老化現象として、治療後に顔が老けたように感じることがあります。
また、長期間、矯正装置を付けていると咀嚼回数が弱まり、口元の筋力が低下して、お顔全体がたるんで見えたり、ほうれい線が深くなったりします。
・歯並びと治療が合っていない方
抜歯が必要な歯並びであるのに抜歯をせずに無理に歯を並べようとすると、口元が突出することがあります。
反対に、抜歯をしなくてもいい状態で抜歯をする場合も、必要以上に口元が下がってしまうことがあります。
歯列矯正後に後悔しないために大切なこと
時間とお金をかけて行った矯正治療で、「こんなはずじゃなかった」という状態になってしまうのはとても残念なことです。
満足できる結果を得るためには、次のことに気を付けましょう。
・治療前に治療のゴールについて確認する
患者様と歯科医院の間に、治療のゴールについて認識にズレがあると、思うような仕上がりにならない可能性があります。
治療前のカウンセリングでは、抱えているお悩みや仕上がりのご希望についてしっかりと歯科医院に伝えることが大切です。
当院では、3DスキャナーiTero(アイテロ)と歯科用CTを活用し精密な診断を行っています。
お一人おひとりの歯並びや理想の仕上がりに合わせた治療計画を立案し、デジタルシミュレーションで治療過程を視覚化しています。
治療を始める前に、矯正治療のゴール地点を目で見て確認することが可能です。
・ご自身に合った治療法を選択する
矯正治療にはいくつかの方法があります。
それぞれにメリットやデメリットがあり、両方の説明を受けた上で、治療法を選択することが大切です。
治療中の見た目やライフスタイルから、マウスピース型矯正治療「インビザライン」を希望されても、歯並びによってはワイヤー矯正の方が適している場合もあります。
また、ご自身のライフスタイルに合う治療方法を選ぶことも大切です。
・定期検診に行く
歯列矯正の期間中は、定期的に経過を確認する必要があります。
定期検診では、治療の進み具合を確認し、必要に応じて調整を行います。
定期検診に行っていないと、予想外の歯並びの変化や問題に気付くのが遅れたり、治療期間が長引いてしまったりすることになりかねません。
通いやすい歯科医院を選ぶことや、通院の間隔を基準に治療方法を選ぶことで、ストレスなく通院を継続できます。
歯科矯正後に後悔したくない方は「渋谷矯正歯科」にご相談ください
歯列矯正で顔つきが変わってブサイクになったと感じてしまう原因は、さまざまです。
事前の検査や患者様への説明が不足していると、歯科医院と患者様の認識が一致しないまま治療が進むことになり、治療後に「こんなはずではなかった」ということになってしまう確率が高くなるでしょう。
矯正治療の経験が少ない歯科医院では、歯並びに合う矯正治療方法をご提案できなかったり、顔つきの変化の予測ができなかったりする恐れもあります。
また、治療期間中に患者様のセルフケアや管理が不十分であれば、予定通りに治療が進まず、予定していた仕上がりとならない可能性があるため、治療を始める前にしっかりと説明しご理解いただくことが大切です。
渋谷矯正歯科では、治療を始める前に専門のカウンセラーによる丁寧なカウンセリングを行い、治療内容の説明や不安の解消に努めています。
裏側矯正(舌側矯正)、表側矯正、マウスピース型矯正装置「インビザライン」など、多様な矯正治療の選択肢をご用意し、患者様のご要望をおうかがいした上で、適した治療法をご提案しますので、どのようなことでもご相談ください。
渋谷矯正歯科は、渋谷駅東口から徒歩3分、ヒカリエからは徒歩1分とアクセスしやすく、お仕事帰りやお買い物の途中などにお立ち寄りいただけます。
当院のカウンセリング予約はこちらからhttps://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=3211&_gaid=145841390.1592213816
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。