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投稿日:2025.7.10

マウスピース型矯正で失敗してしまった!裏側矯正で再治療できる?裏側矯正への乗り換え解説

みなさん、こんにちは!歯列矯正専門の歯科医院「渋谷矯正歯科」です!
近年はマウスピース型矯正の人気で、歯列矯正を行っている方が多くなってきました。
しかしマウスピース型矯正はご自身での管理が必要な矯正方法なので、サボってしまうと計画通りに歯が動かずに治療が長引いてしまったり、結果が得られない可能性があります。
万が一、マウスピース型矯正で思い通りに治療が進まなかった際には、裏側矯正(舌側矯正)に乗り換えて再治療できるのでしょうか。
矯正方法の乗り換えを考えている方は意外と多いと思うので、是非参考にして下さい。

マウスピース型矯正で失敗する理由

落ち込んでいる女性のイメージ

歯列矯正を開始する前はまさか失敗するなんて思いもよらないですが、マウスピース型矯正ご自身の意識の強さ歯科医師の実績がないと失敗の可能性が高くなります。
具体的に、以下の原因が考えられます。

装着時間の不足

マウスピース型矯正ワイヤー矯正とは異なり取り外しが可能なので、歯磨きや食事の時など必要な際には自分で外すことができます。
しかし歯を計画的に動かすには20時間以上の装着新しいマウスピースの交換時期をきちんと守らないと結果が得られない原因になります。
忘れずにサボらず20時間以上の装着と、指示された通りの日に交換する自己管理を徹底できればマウスピース型矯正は向いているでしょう。

歯科医師の経験不足

歯科医師の経験や技術不足もマウスピース型矯正の失敗の原因となります。
従来のワイヤー矯正の場合は歯科医師が患者さまの口腔内をしっかり確認し、治療計画を立てて、装置を手作業で装着したり細かい調整を行うことで計画通りに歯が動きます。
しかしマウスピース型矯正は患者さまの口腔内の情報を読み取り、コンピューターがマウスピースを作成してくれるので、デジタル任せな部分があります。
そのため歯列矯正の知識や経験がない歯科医師でも取り扱えるので、イレギュラーなことが起きても対応できません。
治療後噛み合わせが合わないトラブルもあるので、特に重度の不正咬合や骨格に問題がある場合は、実績のある矯正の専門医を選ぶことをおすすめします。

清掃不足

マウスピースを装着していると唾液が歯に循環せず虫歯や歯周病のリスクが高まるため、正しいブラッシングやフロス、歯間ブラシなどの補助用具の使用が必要です。
適切なケアができていないと治療中に虫歯や歯周病を発症し、矯正治療の妨げになる可能性があります。
間食の摂り方にも注意が必要ですが、口腔内は1人1人違うので歯科衛生士に自分に合った磨き方、補助用具の使い方を教えてもらいましょう。

後戻り

歯列矯正後は歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が発生するので、整った歯並びを維持する「保定期間」が2年程度あります。
矯正後も保定装置(マウスピース)の装着を怠ってしまうと後戻りするので、しっかりと毎晩装着しましょう。
▶︎矯正後の「後戻り」について
▶︎「保定期間」について

治療途中で方法を変更できる?

歯の矯正装置の種類を選ぶ人

マウスピース型矯正が合わなかったり結果が出ない方は、治療方法を変更することもできる場合がありますが、全ての医院が対応しているわけではありません。
特に裏側矯正(舌側矯正)は歯の裏側に装置を装着するので、見た目に関するストレスが少なくさまざまな症状に対応できますが、治療には専門性の高い技術が必要なため、治療できる歯科医院は多くはないです。
しかし当院は裏側矯正(舌側矯正)の実績も豊富ですので、乗り換えについてご相談いただくこともできます。
さらにマウスピース型矯正からの乗り換えをサポートしており、条件を満たしていれば他医院でマウスピース型矯正が終了した方でも対象になります。
(※裏側矯正への乗り換えは他院でマウスピース型矯正を行なった方が対象となり、当医院のマウスピース型矯正から裏側矯正(舌側矯正)への変更は原則行っておりません。ご注意ください。)

裏側矯正(舌側矯正)の費用を通常価格(税抜)から20万円割引する制度を行っていますので、詳しい内容はホームページよりご確認下さい。

乗り換えに関しては、まず乗り換え先や担当医に相談を行い、現在の矯正装置の状況や治療状況を説明します。
治療期間や費用は症例によって異なりますが、表側矯正より高くなる傾向があります。
全体矯正の場合、100~170万円、部分矯正で40~70万円程度が相場です。
治療期間は一般的に1年半~3年程度とされており、部分矯正だと5か月~1年程度が目安です。
▶︎詳しい料金表についてはこちら

裏側矯正(舌側矯正)に乗り換えるメリット

裏側矯正をする女性のイメージ

ワイヤー矯正はマウスピース型矯正と異なることが多いので、裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリットをしっかり確認しましょう。

裏側矯正のデメリットには、歯磨きが難しいこと器具の違和感発音への影響が挙げられます。
メリットは以下の通りなので、詳しく説明していきます。

矯正装置が目立たない

マウスピース型矯正を選択した方は、目立たない矯正装置に魅力を感じた方が多いと思います。
ワイヤー矯正の中でも裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に装置を固定するので正面からは見えづらく、周囲の視線を気にすることなく治療できます。

虫歯のリスクが低下する

マウスピース型矯正は取り外しができるので、歯磨きは通常通り行うことができていましたが、ワイヤー矯正は歯に固定されているので歯ブラシが当たりにくく、磨き残ししやすいです。
しかし歯の裏側は唾液が常に循環しているので、唾液の自浄作用や再石灰化作用により表側矯正に比べると裏側矯正の方が虫歯になりにくい環境にあります。

食事の際に気になりにくい

ワイヤー矯正では食事の際に、装置の隙間に食べカスが詰まりやすく、気になったり恥ずかしい思いをしやすいですが、裏側に装置があると目立たないので、気兼ねなく食事を楽しむことができます。

舌癖が改善される

裏側に装置があることによって、舌の動きを抑制するので発音に違和感を感じることがありますが、舌で前歯を押したりする「舌癖」の改善が期待できます。
舌癖は歯並びに影響するため歯列矯正の妨げになったり、矯正終了後に後戻りする原因になるので、改善することはすごく良いことです。

前歯を引っ込めたい症例には適している

裏側矯正は前歯を後方へ動かすことが得意なので、出っ歯の症例には治療期間が短縮する可能性があります。

スポーツを気にせず行える

裏側に装置が付いていることで唇や頬っぺたなどに外傷のリスクを低下させ、集中してスポーツに取り組むことができます。

裏側矯正(舌側矯正)がおすすめの方

歯科カウンセラーのイメージ

マウスピース型矯正は取り外しができる分、装着を忘れてしまったり、外食の予定がある日は装着しなかったり、良くも悪くもご自身の都合で調整できてしまいます。
しかしワイヤー矯正だと治療が終了するまで固定されているので、何もしていなくても治療は進みます。
そのためマウスピースの装着など自身で管理することが難しい方にはワイヤー矯正が向いており、その中でも裏側矯正(舌側矯正)は目立たないのでマウスピース型矯正からの乗り換えにおすすめです。

他に以下のような方にも裏側矯正(舌側矯正)をおすすめします。

  1. 審美性を重視したい方
  2. 接客業や営業など人と接する職業の方
  3. 出っ歯の改善や前歯を下げたい方
  4. スポーツや楽器演奏をする方
  5. 虫歯になりやすい方
  6. 舌癖がある方
  7. 結婚式などの晴れ舞台や、面接など重要な予定がある方

まとめ

裏側矯正の歯の模型

現在は格安なマウスピース型矯正を取り扱っている一般歯科医院も多く、失敗する方納得のいく結果にならなかった方も増えています。
また、矯正終了後に後戻りして再矯正を考えている方も多いですが、再矯正は通常通りの費用を支払う必要があるので再矯正へのハードルは高いと思います。

当院では条件に当てはまれば過去に他院でマウスピース型矯正を行った方や他院で治療途中の方でもお得に裏側矯正に乗り換えるので、気になる方はホームページをチェックしてください。
▶︎渋谷矯正歯科の治療メニューについてはこちら
▶︎初めての方はこちらの「カウンセリング予約」からご相談ください。
歯列矯正の「カウンセリング」とは?

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