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投稿日:2025.7.17

矯正歯科は転院できる?費用や手続きの注意点について解説

こんにちは!渋谷駅から徒歩3分のところにある【渋谷矯正歯科】です。
矯正治療をはじめるときには予想できないトラブルで悩まれることもあります。
「矯正治療をはじめたけれど、引っ越ししなくてはならない」
「治療方針に納得できない」
などのお悩みがある方は転院を視野に入れるとよいでしょう。
そこで今回は、矯正歯科は転院できるのか、転院する際の返金制度、一般的な転院の流れと当グループ内での転院の流れ、転院する理由やスムーズに進めるポイントなどを解説します。

矯正歯科は転院できる?

頭にクエスチョンマークを浮かべる女性

矯正歯科は転院することができます。
ただし一般的には1から契約し直すことになります。
また、矯正歯科によって治療方針や装置の種類は異なるため引き続き同じ装置で治療を継続できるとは限りません。
もちろん治療開始時に同じ歯科医院に通院できることがわかっていてはじめる方がほとんどでしょう。
しかし、選択する装置や歯並びの状態により異なりますが治療期間は2~3年のため、ライフスタイルや考え方が変わることもありえます。
その結果、転院したいと考える方も少なからずいらっしゃいます。
転院される場合はすみやかに治療を受けている矯正歯科に相談して手続きを進めましょう。
当院でも転院制度を設けていますのでお気軽にご相談ください。

転院する際の返金制度

予算・費用のイメージ

矯正歯科を転院する場合は、医院により制度は異なります。
学会や医会では転院される場合の返金制度が定められているため歯科医院に確認するとよいでしょう。
ただし基本的には返金制度はすでに矯正費用をすべて入金している方へされるものです。
他にも治療を受けた患者様が治療費用の一部もしくは全額を返金してもらえる制度があります。

  • ・治療中に何らかの問題が発生した
  • ・治療に関する不備が発見された

転院する理由がトラブルや不備の場合は返金の対象となる可能性がありますよ。
返金制度があっても全額返金されるとは限りませんし、そもそも対象外で返金されないケースもあります。
まずは治療を受けている矯正歯科にすみやかに相談しましょう。

公益社団法人日本矯正歯科学会の場合

矯正歯科患者の転医に際しての矯正費用の返金に関する指針が定められており、途中で転院した場合には返金される可能性があります。
マルチブラケット装置による治療で返金の目安をみていきましょう。

  • 治療のステップ:返金の目安
  • 前歯部の整列(初期) :60~70%
  • 犬歯の移動:40~60%
  • 歯列の空隙閉鎖:30~40%
  • 歯列咬合の仕上げ:20~30%
  • 保定:0〜5%

(参照 :公益社団法人日本矯正歯科学会 矯正歯科患者の転医に際しての矯正費用の返金に関する指針より)

公益社団法人日本臨床矯正歯科医会の場合

次に公益社団法人日本臨床矯正歯科医会による永久歯列期のマルチブラケット装置による治療の返金の目安をみてみましょう。

  • 全歯の整列:60~70%程度
  • 犬歯の移動:40~60%程度
  • 前歯の空隙閉鎖:30~40%程度
  • 仕上げ:20~30%程度
  • 保定:0~5%程度

(参照: 公益社団法人日本臨床矯正歯科医会 当会の取り組みより)

一般的に別の医院へ転院するケース

歯科クリニックのイメージ

一般的に別の医院へ転院する場合を紹介します。

転院手続きについて

転院を希望する場合は、すみやかにかかりつけの矯正歯科に相談します。
治療の進行状況や費用の支払い状況により返金されるかどうか、返金される金額も異なります。
かかりつけの矯正歯科で通院ができる期間を伝えて、今後どの矯正歯科に通院するのか適切に伝えておきましょう。
転院する場合、希望の矯正歯科が決まっていなければかかりつけの矯正歯科で相談するのもおすすめです。
かかりつけの矯正歯科では紹介状を書いてもらうと転院する際にスムーズに治療が再開できます。

転院費用について

費用は転院する前の矯正歯科から返金されるケースがありますので、しっかり確認しておきましょう。
返金される・されないに関わらず、転院する矯正歯科では1から費用を支払うケースがほとんどです。
費用は、転院する矯正歯科で設定されている金額になりますので事前に調べておきましょう。
矯正治療は自由診療のため費用は矯正歯科により異なります。

当グループ内で転院するケース

矯正歯科の院内写真

当院では転院制度を設けているため費用や手続きは一般的な転院と少し異なります。

転院手続きについて

当院では転院制度があり、患者様のライフスタイルの変化などに対応できるように全国11箇所にある矯正歯科に転院することが可能です。
転院を希望される方は、転院先の医院にカルテや治療計画を新しいクリニックに引き継ぎますのでご安心ください。
ただし、以下のエリア間での転院は原則ご遠慮させていただきます。

  • ・関東エリア間(渋谷、新宿、池袋、八重洲、横浜間)での転院
  • ・関西エリア間(難波、梅田間)での転院
  • ・九州エリア間(博多、天神間)での転院

理由は、通院が可能なエリアであることに加え、治療開始から終了まで1つの医院で診させてもらう方がよりよい治療をご提供できるためです。

転院費用について

渋⾕矯正⻭科・キュア矯正⻭科グループ内で転院される場合は費用が追加でかかることはありません。

矯正歯科を転院する理由

転勤のイメージ

矯正歯科を転院する理由としては以下が挙げられます。

転勤・留学などによる引っ越し

矯正治療中に引っ越し転勤するなどの理由で、かかりつけの矯正歯科に通院が難しくなるケースです。

進学や就職、結婚

進学就職もしくは結婚などで引っ越して通院が難しくなるなどライフスタイルが変化するケースです。

治療計画に納得していない

治療計画に納得していないもしくは歯科医師やスタッフとのコミュニケーション不足などが原因で転院したいと考えるケースです。

転院する注意点

注意点のイメージ
転院する場合は通院ができて計画が納得できる矯正歯科を選択することが大切です。
ただし転院は簡単にできるものではありませんので、事前に注意点を知っておきましょう。

矯正治療の遅れ

転院によって治療は一時的に中断されます。
患者様によっては引っ越し作業や仕事、結婚式などの行事が終わるまで治療を開始できないこともあるでしょう。
そのため、その期間は治療に遅れがでる可能性があります。
さらに、他院から転院される場合は装置を外した状態で転院されることもあり得ますので悪い歯並びに後戻りするリスクもあります。
▶︎矯正の「後戻り」とは?

治療費用の追加

当グループ内で転院される場合は追加で費用がかかることは基本的にはありません。
しかし一般的な転院であれば、精密検査や治療計画、装置の費用など1から発生することがほとんどです。

治療計画が異なる

転院される医院の方針が異なる場合は、これまでの治療を引き継げないことがあります。
使用している装置の種類は矯正歯科によって異なります。
たとえばマウスピース型矯正であっても治療計画を1から立て直す可能性もあります。

転院をスムーズに進めるためのポイント

重要ポイントのイメージ

転院する際にはスムーズに進められるかどうかでその後の治療期間にも影響を与えます。
転院を考えている方は以下のポイントをチェックしておきましょう。

すみやかな相談

「転院する可能性がある」もしくは「転院したい」方は、かかりつけの矯正歯科にすみやかに相談しましょう。
また、同時に今後通院したい矯正歯科にも事前に相談しておくことが大切です。
引っ越しする場所が決まっている場合は、わかる範囲で事前に矯正歯科を調べて置くことも大切です。

紹介状を書いてもらう

転院する場合にはかかりつけの矯正歯科に紹介状を書いてもらいましょう。

転院時期を決める

転院する場合は、いつでも簡単にできるわけではありません。
矯正の進み方によっては後戻りしやすいタイミングなどもあります。
ワイヤー矯正ではある程度歯並びを大きく動かす時期や噛み合わせを整える時期などステップにわかれているため、矯正歯科とじっくり転院時期を決めることも大切です。

矯正歯科の転院についてまとめ

渋谷矯正歯科のクリニック看板

矯正歯科は転院することは可能ですが、一般的には契約を1から行う場合が多いです。
返金制度もありますが、対象外であれば費用が返金されないケースもありますので注意しましょう。
また矯正歯科によって方針や取り扱う装置は異なるため、転院前と同じ装置や同等の治療期間で進められるとは限りません。

他院から当院への転院はもちろん当グループ内での転院もできます。
当グループ内での転院であれば、追加費用がかかることはなく治療計画やカルテの共有をするため転院前と同等の治療方針で進められるのがポイントです。
(※転院できるエリアに制限があります)
ライフスタイルの変化などにより転院する可能性があるとわかっている場合には、矯正を開始する際に転院制度のある矯正歯科を選択肢のひとつにするのもよいでしょう。
矯正治療に関するご相談は、まずはカウンセリングからご予約ください♪
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