部分矯正ってなに?
みなさん、こんにちは!!
歯科衛生士の陳です♪
今年もあと3か月を切りましたね!
あっという間に冬が来そうでおびえてます😢
私は冬がすごく苦手です😢
私の愛犬のフレンチブルドックも寒さがとっても苦手なんです😢
まだ始まってもないけど早く冬終わってほしいです😢
さて、今日は部分矯正というものについて説明をさせて頂きます!
部分矯正ってなに?
みなさんは部分矯正という言葉聞いたことありますか?
矯正に興味がある方は目にしたことがあると思いますが、
文字の通り前歯など部分的に装置を付け矯正していく方法になります。
一部の問題がある部位だけを治療します。
部分矯正をするにあたってメリット、デメリットをしっかり理解しましょう。
部分矯正のメリット
1.治療期間が短い
治す部分が限られていること、そして簡単な不正咬合を治すため、比較的治療期間が短くなります。
2.費用が安い
治療期間が短くなる為、そして実際使用するブラケット(矯正装置)が少ないため、費用が安く済みます。
3.負担が少ない
矯正装置が一部しかついていないため、食事の際のストレスなど、患者さんの負担は少なくなります。
部分矯正のデメリット
1.適応症例が限られている
部分矯正でなおせるのは、軽度の歯の乱れで、適応症例は限られています。
たとえば、軽度の出っ歯や前歯のガタガタした歯並びといった一部の症例が対象です。
2.噛み合わせの改善は見込めない
部分矯正は、基本的に犬歯(前歯から3番目の歯)までを動かすことが多いです。奥歯を動かし噛み合わせの改善を行うのは難しいです。
噛み合わせの改善が必要なのに無理に部分矯正を行うと、
バランスが崩れて食べ物が噛みにくくなったり肩こりが生じたりと、
お口の機能と身体に不具合が起こる可能性も。これは上の歯だけ・下の歯だけ矯正する片あご矯正も同様なので、十分に検討することが大切です。
3.歯を削ることがある
ガタガタした歯並びや出っ歯の場合歯を並べるスペースが足りないので
歯と歯の間にやすりかけ(ディスキング、IPR)を入れることがあります。
※「IPR」「ディスキング」とは:歯の表面(エナメル質)を1か所あたり0.3~0.5mm程度削る処置のことです。
ただ、削るといっても歯の表面をほんの少しヤスリをかける程度で、歯の健康に支障はありません。
部分矯正の適応症例についてもう少し細かく解説します
1.前歯の凸凹が大きい(出っ歯)、八重歯
歯の重なりが大きいと部分矯正では歯並びの改善が難しいです。
軽度であればIPR、ディスキングと呼ばれる歯と歯の間を削る処置を
すると改善されるケースもあります。
2.開咬
奥歯で噛んだ時に前歯に上下的に空間が空いてしまう場合は
部分矯正では改善出来ない場合が多いです。
3.噛み合わせが深い
前歯の噛み合わせの深さは前歯だけ治しても最善されない為
部分矯正でなおすのは難しい場合がほとんどです。
まとめ
このように部分矯正は直したいところだけ治せる治療方法ですが、
全ての方ができる矯正ではないことがわかりましたね。
全体の矯正治療でないと逆に良くない咬み合わせになることもあります。
自分に合った矯正方法を選択することがとても大事です。
渋谷矯正歯科では無料カウンセリングを行っているので
気軽にご相談してください。
今月のこむ
とっても眠そうなこむ♡
本日も最後までご覧いただいてありがとうございました。