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投稿日:2025.6.11

歯並びが悪いと口角が下がる!?原因と対処法

こんにちは!渋谷矯正歯科です。
日常的にマスクをすることがあたりまえになってきましたが、ふとマスクを外したときに「こんなに口角が下がっていたっけ!?」と気になっていませんか?
普段から意識して努力をしているのに、口角が下がったままで諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
じつは「口角の向きには歯並びが影響する」ということをご存じでしょうか。
今回は「口角を下げてしまう原因と対処法について」解説します。

どうして口角が下がってしまうの?

口角を手で触れる女性のイメージ

口角が下がってしまう原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
口角は、主に次のような原因で下がっているように見えています。

  • ・表情筋の衰えによるもの
  • ・日々の生活習慣によるもの
  • ・歯並びによるもの

それぞれの原因について、詳しくみていきましょう。

表情筋の衰えによるもの

無表情で過ごす時間が長いと、表情筋を使わないため衰えてしまうことがあります。
パソコンやスマホのメッセージ機能で連絡をとるときに、表情を意識することはあまりないですよね?
人とやりとりをするときに会話をする機会が少ない方は、表情筋の衰えに注意したほうがよいでしょう。

日々の生活習慣によるもの

生活習慣によっては、口角をさげてしまうことがあります。
口角が下がる生活習慣として、猫背であることが挙げられます。
猫背になるとおくちの周りの皮膚が下に引っ張られるため、口角も下向きになりやすいです。
また、パソコンやスマホ作業などを長時間同じ姿勢で行うことも、口角を下げる原因のひとつです。
他にも、柔らかいものばかり食べたりしておくちの周りの筋肉をあまり使わない場合も、口角は下がりやすいといえるでしょう。

歯並びによるもの

意外かもしれませんが、歯並びも口角の向きに関係していることがあります。
上の前歯が突出している、いわゆる出っ歯の状態だと口角が下がって見えやすいと言われています。
出っ歯になっていると自然に唇を閉じることが難しく、唇を閉じるときには口角の向きを下げるような筋肉を使います。
また、受け口の場合も、口角が下向きになることが多いとされています。

口角を上げるためにできることは?

鏡で顔を見る女性のイメージ

「どうにか口角を上げて、印象を良くしたい」と考える方も多いですよね。
では、どのような方法で口角を上げることができるのでしょうか。
口角を上げるための方法には、主に次のようなものが挙げられます。

  • ・矯正治療を行う
  • ・表情筋を鍛える
  • ・生活習慣を見直す
  • ・美容外科を利用する

これらの方法について、ひとつずつみていきましょう。

矯正治療を行う

歯並びが乱れている方には、矯正治療が効果的な治療法のひとつだと考えられます。
口角を上げるためには口の周りの不必要な筋肉の力を弱めてあげる必要がありますが、歯並びが乱れていると理想の筋肉のバランスを維持することができません。
矯正治療を行うことで自然に口が閉じるようになり、口角を下げる力がかかりにくくなります。
また、矯正治療をすることで笑顔に自信がもてるようになり、自然と口角が上がりやすくなる方も多いかもしれませんね。

表情筋を鍛える

口角の向きには、口角下制筋口輪筋といった筋肉が関係しています。
これらの筋肉を含め、顔周りの筋肉は「表情筋」とも呼ばれ、表情を作るときに使用されます。
表情筋のバランスがとれていないと、口角が下がっている印象や老けた印象を与えてしまうこともあります。
鍛えるとはいっても、凝り固まっているところはマッサージやストレッチでほぐすことも必要です。
表情筋にはさまざまなトレーニング法があるので、若々しくありたい方はいくつか試してみてはいかがでしょうか。

生活習慣を見直す

生活習慣によっても、口角を下げてしまう場合があります。
猫背になっていたり、スマホやパソコンなどで長時間下を向いて作業したりすると、口角を下に引っ張るような筋肉を使うため口角が下がりやすくなります。
また、歯ぎしり食いしばりに使う筋肉も、口元を下に引っ張るため、口角を下げてしまいます。
逆に、筋肉が全然使われておらず、衰えた場合にも口角は下がります。
ですから、しっかりと物を噛んで口の周りの筋肉を動かすことも、口角を下げないためには必要となってきます。

美容外科を利用する

美容外科で理想の口角のデザインにしてもらう、という方法もあります。
外科処置をすることで口角を理想のかたちに近づけることが可能ですが、一度手術をすると元のかたちに戻すことはできません。
美容外科での施術をお考えの場合には、しっかりと相談したうえで慎重に行う必要があるでしょう。

口角の向きで印象は変わる?

顎に手を当てて考える女性のイメージ

「不機嫌な人を描いてください」と言われたとき、多くの人は口角の下がったへの字の口元を描くはずです。
逆に「上機嫌な人を描いてください」と言われた場合は、への字の口元にはしませんよね。
実際に機嫌が良い・悪いに関わらず、口角によって相手に与える印象はぐっと変わります。
口角が上がっている人・下がっている人が相手に与える印象には、次のようなものがあります。

口角が上がっている人の印象

  • ・笑顔である
  • ・穏やかな雰囲気
  • ・若々しい
  • ・話しかけやすい
  • ・幸せそう

口角が上がっている人には、いつもニコニコしてる、という言葉がぴったりです。
ほとんどの人は、口角の上がっている人に対して、好印象を抱くようです。
健康的で若々しいイメージもあるため、健やかな印象を与えることもできるでしょう。

口角が下がっている人の印象

  • ・不機嫌そう
  • ・冷たいイメージ
  • ・声をかけづらい
  • ・疲れてそう
  • ・老けて見える
  • 口角が下がっている人は、厳格そうな印象を与えてしまうかもしれません。

ポジティブな印象を与えにくく、声をかけづらいといった意見もあるようです。
口角が下がることで、ほうれい線が目立ちやすくなる方もいらっしゃいます。
口角が下がっていると、老若男女問わずあまり良い印象を与えないようです。

口角を上げる根本的な解決策は矯正治療

矯正装置の模型3種類

表情筋や生活習慣など、さまざまな原因が合わさることで口角は下がってしまいます。
マッサージやトレーニング、習慣の見直しなどである程度は改善する場合も多いでしょう。
しかし、口角を下げてしまう根本的な問題を解決するには、矯正治療を受けることが大切です。
口角を上げるために行う矯正治療の種類について、簡単にご紹介します。

ワイヤー矯正

矯正装置としてよく知られているのが、ワイヤー矯正です。
歯の表面に取り付けたブラケットという装置にワイヤーを固定して行います。
ワイヤーに少しずつ力を加えることで、歯を移動させていきます。

ワイヤー矯正には、表側に装置のついた「表側矯正」と裏側に装置のついた「裏側矯正(舌側矯正)」、下の歯は表側で上の歯は裏側に装置のついた「ハーフリンガル矯正」があります。
歯の動かしやすさや目立ちにくさなど、それぞれに特徴があります。

当院では裏側矯正(舌側矯正)ハーフリンガル矯正も取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

マウスピース型矯正

透明なマウスピースを装着して歯を移動させるのが、マウスピース型矯正です。
食事と歯磨きのとき以外は装着しておく必要があるので、しっかりと自己管理のできる方に向いています。
目立ちにくいため人気がありますが、適応できる症例が限られているため、まずは相談をしてみましょう。

歯並びと口角の関係についてまとめ

口元を指さす笑顔の歯科衛生士イメージ

いかがだったでしょうか。
「口角を上げたい」と思ったとき、引き上げることにばかり意識をもっていきがちですが、下げてしまう原因を取り除くことも大切です。
まずは手軽なトレーニングやマッサージ、習慣の見直しを試してみるのもよいと思います。
「それでもまだ気になる、改善させたい!」と思う場合には、矯正歯科に相談してみてくださいね。
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