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舌側矯正ブログBlog

日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)の
資格を 更新しました

2018/11/10
第77回日本矯正歯科学会 学術大会はパシフィコ横浜にて行われました。

こんにちは、渋谷矯正歯科院長の東海林です。先日10月30日から11月1日までの間に行われた第77回日本矯正歯科学会 学術大会にて日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)資格更新のための審査が行われ、無事に日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)資格を更新することができました!
2014年にこの資格を取得してから早4年。日本矯正歯科学会認定の専門医(現臨床指導医)資格は5年ごとに更新の審査が義務付けられており、2019年の更新期限を前に、今年更新審査に取り組みました。

日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)更新審査について

日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)の更新審査は、取得と同様に症例の提出が必要なため、なかなか大変なものです。中には更新を見送る先生もいるとかいないとか…私、東海林は現在6つのクリニックの総院長という立場上、各クリニックの監修や日々の治療、学会参加などに追われており、この資格の取得時とは忙しさが変わってきました。ここだけの話、更新試験の準備には心が折れそうになることもありました(笑)。

さて、その日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)資格ですが、更新の際には3つの症例が必要とされます。最初に取得するときは10症例が必要ですので、数こそ違いますが、資格の取得時と同様に、求められる症例が決まっており、それぞれの症例について治療前・治療中・治療終了後2年以上の経過に関わる資料が必要です。
 求められる症例に合致する治療をしていないと難しいので、日々の症例経験数も問われます。そして、もちろん患者さまの同意も必要となるので、矯正歯科医としての技術以前に、矯正歯科として皆さんにしっかりと受け入れらているかどうかが大事だと感じます。

大変。でも日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)にこだわる理由

それでも更新に取り組んだのは、しっかりした治療が受けたいと考えている患者さまにとって、この資格がクリニックを選ぶ際の助けになると考えているから。そして、学会が求める「技術水準」を常に保っていたいと考えるからです。

日本の歯科医師法では、歯科医師免許を持ってさえいれば、歯科に関するどの分野でも自由に治療することが認められています。そのため歯科医師であれば矯正治療の看板をかかげることは当然許されていますし、法的には何も問題ありません。ただ、近年では歯科分野も細分化が進み、適切な知識・技術に基づく治療は各科の専門医でなければ難しいというのが現状です。

矯正治療分野も常に研究が進むとともに、技術が問われる分野のため、ある一定の水準に到達するにはかなりの鍛錬が必要となります。ただ、日本の法律では、技術や経験にかかわらず「矯正歯科」の看板が出せてしまう上、近年ではマウスピースによる矯正システムのおかげで矯正歯科の経験が浅い先生でも矯正治療に取り組めてしまう現状があります。

そうなると困るのは患者さんです。矯正治療はもっと多くの人に受けてもらいたい治療ですが、ドクターが噛み合わせや歯の動かし方を心得ていないとトラブルにもつながることがあります。そうしたトラブルを未然に防ぎ、矯正歯科分野全体の質を維持するという観点からも、日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)資格は重要なものなのです。

後進の育成も使命です

無事に更新が終わり、ほっと一息…としたいところですが、なかなかそうもいかないのが現実です。渋谷矯正歯科グループは現在各地に6院展開していますが、それぞれの分院長やドクターの中にも日本矯正歯科学会認定医・臨床指導医(旧専門医)取得を目指している先生たちがいます。私自身の技術の向上も必要なのですが、矯正歯科分野の将来のためにも高い技術をもったドクターの育成が次なる課題だと感じています。多くの患者さまが質の高い治療を受けられるよう、そして悩みや不調から解放されるよう、また気持ちも新たに矯正治療に取り組んでいきたいと思います。

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